おわりに

ここまでお読みいただいた方、本当にありがとうございました。ブログという形で発信するとはいえ誰も読まないだろうなと思っていたので、読んでいるという報告を友達からもらった時はとてもびっくりしました。

 


今回このブログを書いた理由は3つあります。

 


1、自分が考えていたことを知ってほしかった

1年生の章でも書いたのですが、僕は親友のH君と映画や表現について、あるいはそこから派生して色々なことを話してるんですが、それを2人の間だけで留めておくのが勿体ないという思いがありました。とはいえラジオにするほどでもないし、H君はそもそも発信することに乗り気ではなかった。真面目な話過ぎて需要もないと思うし(笑)。なので読みたい人だけが読めるブログという形で、H君に許可を取った上で発信することにしました。内容そのものとしてはH君と話したことについてあまり触れなかったけど、僕の3年半にはH君と話したことが多分に影響を与えています。僕の大学生活を通して、H君と話したこと、僕が考えていたことを知ってもらいたくてブログを執筆しました。あとは亡くなった同級生の一件など、自分一人で抱えているのが辛くなってしまったことを誰かに知ってもらいたかったというのもあります。

 


2、自分の創作に対する考えを知ってほしかった

学生映画では、賞に入選するなどの余程のことがない限り、どういう思いで制作したか、作品にどういう意図を込めたかなどを話す機会がありません。残念ながら僕は賞を得ることができなかったけれども、自分なりに考えを持って制作してきたつもりです。そういうことを話すのは野暮かもしれないけど、一度伝えたくて、知ってほしくて書きました。

 


3、自分が考えていたことを残しておきたかった

多分これが一番大きいと思います。この3年半で自分が考えてきたことを文章にすることで、自分の中で整理をしたかった。就活をしていく中でこれまでの学生生活を振り返ることが多かったので、一度文章にして振り返りをしたかったというのもあります。また最後の章でも書きましたが、いつか亡くなった同級生の映画を作る時に、この3年半で感じたことや考えたことを思い出すためにも、文章という形で残したかったのです。

 


結局自分のためかよ、っていう感じですよね。この文章を読んで傷付く人もいるかもしれないのに。本当にすみません。でも学生生活最後の年の最後の我儘ということで、どうか許してもらえないでしょうか。

 


高校生活で経験した青春があまりに青すぎて、今の生活がそれと違いすぎることに嫌気がさすことが多々あったけれど、振り返ってみると、この3年半も悪くなかったと、これはこれで第2の青春だと今は思います。この日々を送ることができたのも、こんな自分勝手で我儘な僕に関わってくれた皆さんのお陰です。僕は皆に生かされています。本当にありがとう。引き続き、仲良くさせてください。

 


※このブログそのものは残しますが、別件で近々Twitterの鍵を外す可能性があるので、その時にリンクの載ったツイートは削除します。